~Club Amour~

Perhaps Love ~Sun Na & Nie Wen~

2006 - 12/09 [Sat] - 01:00

最後のSun&Linの感想から、今度は監督Nieとの恋目線で見直しているんだけど、こちらは・・・はっきりいってわからない。
SunとNieは、ふたりの間に愛はなかったとしたいのか、そう思っているのか・・ でも、愛がないわけはないと思ったり。

ふたりの出会いは、何年も前。Sunがまだ有名な女優になる前と思われる。
Nieが監督をする映画に出演させてもらおうと、Sunが監督にとりいったんでしょうね。身体をつかって。
とりあえず、誰か一緒にいる人がほしかったNieは、彼女を映画に出演させ、それだけの関係になるとお互い思っていたのに
次の映画も、また次の映画も、そしてまた・・・と一緒に映画を作り続けてきた。これを話すNieの表情も声もせつなくて 涙
そういいながら、SunがLinのところへ行きやすくするためじゃないか?とか、そうやってお互いの関係を解消しやすくしてるんでしょ?とか・・・ せつない。



これは愛ではないのかな?
世間では‘愛’といって、‘愛’と信じて、利害関係または淋しいのの穴埋めをしているカップルがたくさんいるのに。
というか、カップルのほとんどがそうじゃないかと思うんだけど。
ただ、自分達が愛し合っていると思うか、利害関係で一緒にいると思うか、本人達がどう思うかの違いだけだと思う。
淋しいから一緒にいる人達はゴロゴロいる。
この2人の関係は、淋しいだけではなく利害関係があった。しかし最初はそうでも、一緒に映画をつくる喜びをわかちあっているうちに、愛情は芽生えていたんじゃないのかなぁ?
愛しているからこその別れのような気がしてならない。
お互いの成長のため、とりあえず縛り付ける関係をやめようってことじゃないのかしら?

Nieの嫉妬。実は彼自身、嫉妬する自分が嫌だったというのもありそうな。
SunとLinが抱き合うのを見て、今まで愛していると思っていたなかったのに、いきなりものすごく嫉妬している自分に気が付く。はっきりいって醜い。でもとめられない。「Men are born to be jealous」って歌っているんですが・・・ 
でも嫉妬にも相手を愛しているからの嫉妬と、自分のプライドを守りたいがための嫉妬とあると思う。後者の場合を嫉妬と呼ぶかどうかはわからないけど、嫉妬をしている時と同じ行動をとると思う。
Nieの場合はどうなんでしょう?自分というものがありながら、共演の男と抱き合うなんて、監督としてのプライドや、他の男に取られる悔しさが嫉妬の形としてあらわれた・・とかないかな?
SunとLinに深い愛情があると感じて、負けたとか思ったのかな?

その後の歌を聴くと、もちろんNieがSunを愛しているような歌詞。
そばにいればいるほど、心が離れているような・・・とか
本当でもウソでも、君が僕を愛していればそれでいい・・とか
愛情いっぱいの歌詞だけど・・ 
愛していると気が付いたら、利害関係で結ばれているのは嫌ということかな?
SunはLinを好きなようだし、僕達はそもそも最初から映画1本撮ったら終わりのはずだった・・ 自分に言い聞かせるしかなかったのか。

最後の空中ブランコのシーン。
打ち合わせや台本にはなかったんでしょうか?
Sunの手をNieがとらないというの。
手を伸ばしたら、Nieが手をとらずに、そのまま堕ちようとしている。
慌てて必死でNieの足を捕まえるSun。Nieのセリフが・・・
Let me be your memory Sun Na・・・ 号泣
Sunが泣きながら手を離すの。愛ないのぉ?情だけじゃないよね?
やっぱり気付かないうちに愛し合ってたと思うんだけど。
別れなくちゃいけないのかな?Linがでてきたのはきっかけにはなってるけど、このふたり、Linがいてもいなくても、いつかは2人の関係やめなきゃいけないって思っていたよね。
そばにいてもSunの心がNieにはないと、Nieはずっと思っていたんだよね。
Sunはどうなんだろう。自分は愛とか恋とかに邪魔されず、ハリウッドという夢をおいたいって思っているだろうけど、どっかでNieを愛してたんじゃないのかな?ただ、それは心の中に閉まっておかないと、仕事の邪魔になるとか、Nieが愛してくれてなかったら別れになるのが辛いとかじゃないのかな?
じゃなかったら、何年も何年も一緒に映画作っていられないと思う。
愛をうまく仕事の原動力にする方法は・・・難しかったのか。

最後にLinの電話の後、Montyがやってくる。そして、ラーメン屋の主人になってNieと話した時Nieから聞いた、彼が昔から描いているラブストーリーの話を始める。
「私はそのお話知っているわ。映画をつくるならでたいの。でもいつも間違えるのよね地名を・・・」
こういうSunの顔は、暖かい。やさしい。
やっぱりNieを愛しているような気がするんですが・・・

NieはSunとLinの抱き合うところを見てしまい、嫉妬にかられる自分に気が付く。それがどういうふうに彼に影響を与えたかはわからないけど、結局それをきっかけに、Sunに別れを告げる。ラーメンを食べながら、映画を作り始めた時の新鮮な気持ちに戻っている、すがすがしい顔のNie。
Sunとの関係は苦しかったのか・・ 迷いながら一緒にいるのは辛かったんでしょうね。最後のすがすがしい顔が・・ 愛の深さを感じさせられちゃいました。

一方、北京で愛を確かめ合って戻ってきて、SunにNieの待つ部屋には戻るなといい・・ しかし、残りのシーンを撮らなきゃといわれたLin。北京で抱き合いながらのシーンでの歌の中に‘愛していても戻れない’ような歌詞があったので、やり直すつもりはなかったのか。それとも、部屋に戻るSunを見てやはり元には戻れないと思うのか。それともNieとSunの最後の空中ブランコのシーンを下から見つめながら、自分とのことは思い出だとでも思ったのか・・ ラーメンを食べるLinは・・人生の区切りがついたような感じだった。そしてSunへのお別れの電話。涙、涙、涙。

この映画を「三角関係」という人がいるけれど、そのひと言では片付けられない奥深いもののような、そもそもSunの気持ちがどっちにもなかったり、男ふたり取り合っているわけでもないので三角関係にはなってないような。

すご~く複雑な恋愛のようだけど、実はものすご~く身近な恋愛というか、ものすごくリアルな話のような感じがしました。
最近亀梨くんの出ている『たったひとつの恋』を見ています。
20歳の頃の純愛を思い出している人が結構いるようだけど、
こちらの2人の恋愛は・・・ 全く身近な感じがないっていうか・・
確かに彼氏の電話を待っている時とかは共感できるんだけど、
全体的にはあまり現実感がない。
この映画の方は、映画というかけ離れた世界に生きる人達
しかも、とっても複雑な感情でよくわからなそうなわりに
なんかとっても現実味があって、感動が深かった・・・
見れば見るほどどんどん泣けてくるのも、リアルな感じだからかな?



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