~Club Amour~

Perhaps Love ~上海~

2006 - 12/04 [Mon] - 22:18

日本での公開は今週いっぱいのようですが
劇場で見ていない人は是非是非見てほしい作品です。
北京での別れから10年後の上海のシーンいきます。

女優を目指したSunがLinを残して出ていってから10年。
中国のトップ女優になったSunと、香港で人気俳優になったLinが
Sunの恋人Nieが監督をする映画で共演することになる。

10年ぶりの再会は、映画制作発表記者会見の席。
Sunが気になって気になって仕方がないLin。
会見中も横目でチラチラSunを見ているが・・・
Sunの方は、会見直前の部屋でのインタビューで
「思い出なんて全部忘れた」「愛・・そんなものは存在しない」
と、なんとも冷酷なことをいい
会見中もLinの映画なんて見たことがないし
私はあんたのことなんてすっかり忘れたわ・・という態度。
記者会見のシーンはとにかく金城武がカッコよ過ぎて。死んだ。
ストーリー関係なく、金城武のカッコよさに感動のシーン。

さて、それからLinの怪しい行動が始まります。
まず、夜中になると睡眠薬を飲んでも眠れず
ガウンを着たまま彷徨い歩いてプールで泳いだり
コンピュータにI hate youなど同じ単語を打ち続けたり・・・
これはまぁ映画ってことで・・ 笑
プールで泳ぐLinの目に涙・・ これは超綺麗。
プールの中の光もすご~く綺麗。

映画の収録中やパーティ会場でもなんとかSunと話そうとするLin。
一緒の車に乗った時は、昔Sunがキャバレーで働いていた当時の思い出に
『ロックンロールウィドウ』をフリつきで歌うけど
「あなたに会ったことなんてないわ」と冷たくいいはなたれ・・
しかし、ひとつひとつのLinの言動に、どんなに冷たい態度をとっても
心が揺れるのをとめれないSunは・・・・・
ある朝、Linを呼び出した。



Linが劇場に行くと、Sunがひとりでいた。他には誰も来ないと・・
「私にかまわないで」と、すご~く冷たくいうSun。
「僕と一緒に北京に来てくれたら、もうそれで君には付きまとわないよ」
さぁここからがこの映画の見所なんですけど・・
10年前、SunがLinを置き去りにされてから・・・
毎晩毎晩、その時の夢を見て、
目が覚めたらまた君を失うんじゃないか?と思うと、ずっと眠れなかった・・ 
うわぁ~ん。もうダメ、涙が爆発してでてくる・・ 
映画の最初で、ゴソゴソと睡眠薬を飲んで、それでも眠れないのは 涙
「君は北京にきてMonkeyに会うんだ」
あ、このMonkeyですが、英訳だとSunがMonkeyでLinがDonkey。
10年前一緒に暮らしている時、そう呼び合うんですが
これは訳したのではなく多分ライムですよね?
中国語・日本語ではどう呼び合っていたんでしょう。
「Monkeyは私よ」というSunですが
「君はMonkeyではない。Monkey loved me」
声がつまちゃって、あ~もうせつな過ぎる。悲しすぎる。
金城武カッコよすぎる。

その現場を裏で見てしまった監督Nie・・・
NieとSunのことはまた別に書きますが
とにかく、何か思い立ち、脚本の書き換えのためか消えてしまう。
現場が大混乱になっている最中、LinはSunとともに恋の逃避行か??

北京の昔一緒に暮らしていた家にSunを連れて行きました。
もうLinの10年分の愛の告白だけでも充分心揺らぎ、
だからついて来たんでしょうが、
お家まで見せられたら、どんなに冷酷なふりしても、嬉しいに決まっているし。
Sunの顔も、なんとなく昔のMonkeyらしい感じ。
そして、テーブルの上に置いてあるカセットテープ。10年前のもの。
Linがプレイを押すと、Linのメッセージが流れ始めました。
1996年・・君は帰ってこなかったね・・・
1997年・・止めないから、1度でいいから帰ってきてくれ・・
年に1度訪れた時の気持ちをそのまま吐き出しています。
怒っている時もあれば、楽しそうな時もあるけど・・
Sunへの愛がたっぷりと伝わってくるテープ。
そんなの聴かされて、まぁ普通こいつヤバイ、ウザイと思うのかもしれないけど
なんでしょう?もともとLinの暖かさが心地よかったはずなのと
強がって生きている女にとっては、
このすべてを自分に捧げてくれるような愛情がたまらないんでしょうね。
強がりで隠していた弱い部分が全部さらけ出された感じ?
結局Linにすがり付いて、そのまま朝を迎えます。

が、しかし・・・目が覚めたらLinはおらず。
10年前、自分が残したようにカセットテープがベッドの横に置いてありました。
「僕はこの瞬間を10年間待っていた・・・」
「自分を1番愛するものは、いつでも自分自身だといったのは君だよ」
そう、10年間愛し続けていたと思っていたLinは・・実はSun憎んでいた?
このテープでははっきりと仕返し発言なんですが
憎しみだけでこんなことができるはずもなく
愛あればこその憎しみ・・ 
置いてかれて淋しくって、夢でも失うのが怖くて眠れなくって
ポッカリ開いたままの心の隙間。
変わりの女で埋めれるほどの軽い気持ちじゃなかったんでしょう。
素直にSunに愛情だけで未練を持つのもつらかったんでしょう。
憎んでいないとやってられなかったの・・・ 涙

仕返しをしたLinはひとりで空港に戻るけど・・
「お連れの方は?」と聞かれ、やっぱりひとりじゃダメ。
車を飛ばしてSunのところへ戻る 涙
昔、アメリカ人に遊ばれて帰って来た時、
Linにどこにも行かないで結婚しようといわれ、
思いっきりLinにすがってSunが泣いた場所。
そして、突然Sunが消えてしまって途方に暮れたLinが泣いた場所。
Sunはひとり座って呆然としています。
そこへ戻ってきたLinが抱きしめる。
この時のLinの歌がまたせつなくて・・・
愛しているけど、もう戻れないって感じ?
あ~辛いけど、わかるわ・・ 涙
すっかり昔の顔に戻って、Linをどんどん叩きながら泣きじゃくるSunが
とにかく可愛いし、こちらもせつない。
張り詰めてた糸をほどいて、すべてを捨ててLinの元へ戻ったのに・・
なんでぇ~。ひどい・・。でも自分がしたことはもっとひどい・・
と思ったかどうかはわかりませんが、なんともいえない涙と
なんともいえないほど激しいキスでした。
もう顔グチャグチャにしながら泣いて見ちゃってるんですが

上海に戻ったふたり。
「(Nieのいる)部屋に戻らないで」というLinだけど
「もうワンシーン撮らなくてはいけないから」と答えるSun。
なんかこの時の顔が、また女優Sun Naの顔です。
さっきLinの腕で泣きじゃくっていた人とは思えない
プロの女優の顔に戻っている。
これが女優魂なのか、それともNieへの愛なのか・・・
Linの方は・・ やはり複雑な気持ちで受け入れたんでしょうね。
そして最後のシーンのSunとNieの空中ブランコのシーン。
Linは自分の役になって、下で見ているんですが・・・
これを見ながら、利害関係で続いているはずのふたりの間に
本人達も気が付いていない愛情を見ちゃったのかなと思いました。

映画がクランクアップして・・・
電話でMonkeyに別れを告げるLin。
別れという感じでもないかなぁ?
とりあえず10年前の自分達の愛がウソではなかったことが確認できたし
10年間Sunを思い続けたことも無駄ではなかった
この10年があってこそ、自分もSunも今があるわけだし
とりあえず、悲しい別れではなく、
お互いのますますの成長のための別れというか、区切りというか・・
あ~それにしても、この電話。ただひたすら泣ける。
金城武の声が、声にならない声が素敵過ぎて 号泣
電話をかけて、Sunが出ても何も言えず
とにかく力を振り絞って「Monkey」・・ 震える声がたまらない。
そして、無言というか、なんかうなっているというか・・・頑張って
「北京を忘れないで」という声。声が泣いてるの。
もう心臓止まりそうにカッコイイ。

実は、映画の最後の空中ブランコ、Nieが堕ちていくシーンを見て
なんだ?主役交代じゃない?なんて思っちゃったりもしたんですが・・
もうこの電話ですっかりさっぱり、そんなつまんないことはぶっ飛びました。
金城武、最高!!

さて、次回はSunとNieの愛の感想にいきます。





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