~Club Amour~

Dreamgirls

2007 - 02/13 [Tue] - 21:05

いきなりブログ大きく模様替え。
詳しいことは次のアップの時に・・・
とりあえず今日はDreamgirlsの感想。

まず1番の泣き所&ビヨンセ見所
白人受けするため、レコード売り上げをあげるため
美しいDeenaをリードボーカルにしてデビューすることになった。
誰よりも歌がうまく、ずっとリードをとっていたEffieはおもしろくない。
ずっと3人仲良くやってきたわけだし、
Deenaだって、そんな理不尽なことはしたくはないと最初はいうが・・
Curtisに説得され、とにかくみんな納得するしかない状況。
Effieの失望・葛藤した淋しい顔が・・・すごく可哀想なの。
実際、この映画の最初のシーン。
彼女を歌を初めて聴いた時、心があらわれるような感じがしたもの。
このEffie役の女優さん。新人らしいんだけど・・・
今までどこで埋もれてたの?って感じなぐらい歌がうまく
そして、彼女の嫉妬と虚無感の演技が、とにかく泣かせてくれちゃうcry



とりあえず、Deenaがリードをとることで始まり
どうやら人気がでる兆しが見えてきたんですが・・・
やっぱ、どう考えてもおもしろくないEffie。
歌は・・歌よりもルックスが重要視されるのか?
そして・・・ 自分の愛するCurtisとDeenaのよからぬ噂も流れている。
もう仕事も恋愛も嫉妬でいっぱい。やってられない。
とうとう爆発して飛びだしてしまったEffie。
そして・・ 病院のシーン。どうやら妊娠発覚。
本当は喜ぶべきことなんだろうけど、飛びだしてきちゃったし・・
でも、仕事は仕事。子供のためにもCurtisのもとに戻らなくちゃいけない・・
と考えたかどうかは定かではないけど、
とりあえず、戻らなくちゃいけないと決意をしてリハーサルに到着すると・・

Effieがいなくなってしまったので
会場の人に「客は3人の女の子を見にきているんだ」といわれたCurtisは
Effieを説得しようとか探そうとかいう気もなく
とっとと新しい女の子をメンバーに加えていた。
どういうこと?私がメンバーじゃない??
(この辺は、ただの会話ではなく、思いっきり迫力の歌で繰り広げられる。)
文句を言おうと叫びそうになったEffieに、Deenaが一喝!
このビヨンセの、呆れた、見下した顔がすご~くセクシー。
この顔が、この映画のビヨンセの一番好きな顔。
そして、歌い始める。あんたなんていらない。あんたは問題を引き起こす・・・
みたいなことを延々と歌うDeena。超カッコイイ~。
そこにLorrell、C.C.、Curtisが加わって
みんなで一斉にEffieを攻撃crycry
Effieは、私の場所だ!と必死で立ち向かうんだけど
もうあんたは必要ないの・・・・crycrycry
スターダムにのし上がっていくDeena、Lorrellには幼じみの友情はないのか?
やっぱり有名になりたいし、DeenaがCurtisとできちゃっていたら
Effieは邪魔以外のなにものでもないってこと?
Curtisには、最初から愛情がなかったのかしら?
そんなことよりも売り上げが大事なんだよね、この男。
社会にもまれている私には、まぁみんな自分の利益が大事なんだよとは思うけど
そう思っても、涙がでてくるEffieの淋しそうな顔。

そしてメンバーチェンジをしたDreamgirlsはあっという間に大スターになった。
ミュージシャンとしては白人にも受け入れられ、モータウンブームが到来した。
すべてがうまくいった。DeenaとCurtisの結婚もうまくいっていた。

数年後。
DreamgirlsもJimmyもうまくいっていたはずなのに・・
ここで、よくあるミュージシャンとマネージメントの違いが見え始める。
デビューの前から、同じ釜の飯を食べて、
すべてをわかりあっているはずの、ミュージシャンとマネージャーなんだけど
日本、海外に関わらず、必ずといっていいほどやってくる問題。
売れ始めの時はいい。みんな今までの苦労から抜け、お祭り気分で祝う毎日。
ところが、どんなミュージシャンも長く人気を保つには
時代に適応しないといけない。
ブームを作ったからといって、世間がそれについてくるとは限らない。
なんといっても消費者は、いろいろチョイスがある。
同じことをやっていれば飽きて他へいってしまう。

そんなある日。新しいレコーディングが終わった。
素晴らしい曲を作った、と大満足のJimmy。
これじゃ足りない。これじゃ大きなセールスは望めないというCurtis。
「音楽は売り上げだ」というCurtis。
「音楽はエモーションだ」というJimmy。
音楽で愛を伝えたい、人々をしあわせにしたい・・
というミュージシャンの意見はごもっともなんだけど
会社としては、そんなことよりも、会社の利益が大事。
Jimmyは言い返すことも出来ず、Deenaは・・・
ミュージシャンの気持ちは痛いほどわかるけれど
だんな兼社長のCurtisにはさからえないcry
そして・・ とうとうJimmyは壊れてしまい・・・
かえらぬ人となってしまったcry

以前、私が亀ブロの方で赤西仁くんの話を書いた時
「本物はきえない」というコメントをいただいたけれど・・
こうやってつぶれてしまう人もいるのは事実。
芸術家、音楽家としての才能と、社会適応能力は別だと思う。
私はロックが好きなので、たくさんのつぶれていく人を見てきた。
曲が書けないとクスリにはまり・・ 
そして待っているのはオーバードーズ。
この人達みんなが本物じゃないか?といわれても
彼らの書いた曲にはたくさんの名曲があり
それが世間に広く受け入れられるかどうかは運だと思う。
どうしようもない曲だって、
うまく流行をつくるマネージメントがいれば売れる。
人気のあるグループが歌えば、大した曲じゃなくても売れる。

まぁ強運を持ち合わせて生まれてきたかどうかが
本物とそうじゃないのの違いといわれれば、そうかもしれないけど。

例えばマイケル・ジャクソン。
このDreamgirlsの中にも、ジャクソン5がモデルになっているグループがでてくる。
私はマイケルのファンではないけれど
彼は偉大なエンターテイナーだと思う。
でも・・やっぱり彼も壊れているような気がする。
60年代。この映画にも思わず目を伏せちゃいたい黒人の差別がでてくる。
実際にはもっとひどかったと思うし、
映画で見る数分ではなく、毎日生まれた時から絶え間なく受ける人種差別。
いくら世界中で有名になって、ミリオンセラーをガンガン飛ばしても
彼の黒人であることへのコンプレックスは心に潜んでいたと思う。
そして、肌の脱色をし、今度は黒人から攻撃を受け
それから幼児をもてあそんでいると問題になり・・・
彼の心は業界に殺されてしまったような気がする。
今後彼が歌い続けるのかどうかも疑問。
でもこれで彼が消えても、私は彼が本物のエンターテイナーだと思う。

話がすっかりそれてしまった。

Jimmyの死んだのを期に、まずC.C.がCurtisのやり方に不満を感じ
自分の作った曲を歌ってほしいとEffieのところに行く。
みんなの成功とは裏腹に・・・
失業保険をもらいながら、実家で娘を育てるEffie。
歌以外の仕事はできないという母を・・
なんとなく呆れながら、しかし、そんな母を可哀想に思っている娘。
C.C.が作った曲One Night Only。
Effieバージョンはものすごくセツナイ。胸がキュ~ンとする。
ところが、Curtisはこれをディスコ調にアレンジしてDreamgirlsに歌わせ
Deenaはディスコクイーンと異名をとるほどの大ヒットとなる。
もちろんDeena達は、Effieがレコード化してた裏事情など全く知らず。
しかし、Jimmyの事件以来、Curtisに歌手として妻として疑問を感じていたDeena。
そんな時Effieに会い、Curtisとの間にできた娘がいたことをほのめかされる。
そして、ある日、CurtisのデスクからEffieのレコードを発見し・・
荷物をまとめて家をでるシーン。
このうしろ姿も素敵なビヨンセ。
そして、スタジオでCurtisにはっきりと別れを告げるシーン。
ここは、歌いながらセリフなんですが・・・
おぉ~crycrycrycry
もう私の涙、止まらないよ~。なんでしょう?
マネージメントとしても男としても愛想尽かしたんではないの?
それでもやはり、愛した男との別れは辛いのか?cry
愛したのに失望したのも悲しいのかしら?
もしかして、成功を分かち合ってただけなのに、
愛と勘違いしていただけ?なんて思ってるのか。とにかくセツナイ。

最後のステージ。
「私達は本当は4人だった」というDeena。
Effieがやってくる。4人でEffieをリードにして歌うステージに会場も大喝采。
娘も最前列で母の勇姿を見て嬉しそう。
うちのママはうそつきじゃなかった。本当に素晴らしい歌手なんだ。
という感じのちょっと泣きそうな笑顔。
そして・・ 娘を見つめながら歌うEffieに気が付いたCurtis。
新しい女と上から見ていたんだけど・・・・
娘の横に立って・・・ 見つめながら語ることなく
でもしっかりと自分の娘であることを確信する。
なんとな~く。ほわぁ~ん、ほわぁ~ん。

歌が素晴らしいのはもちろんだけど
人種差別・音楽業界のゴタゴタ・女の友情と嫉妬・・・
いろんな角度から見て楽しむことができる映画。
とにかくよかった~。また来週ぐらいに見に行っちゃおう。


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